福井市美術館

北陸(石川・福井)に行ってきました。
見に行ったものをご紹介していきます。
今日は、福井市美術館。
1997年竣工で、設計者は故黒川紀章
国道8号から一本道に入った所に位置しており、広い公園と池のようなものと一緒に配置されている。

エントランス部分の外観は、円錐の尖っている方は地面に刺し込んだかの様な形をしている。
そこから奥に向かって、ウネウネと曲線を描きながら広がっている。

内部も外観同様に、曲線を多用しており、上にあがるためには階段は無く、エレベーターか回廊式のスロープしかない。
1階から2階までの動線が如何せん長い。

ガラス沿いに、異なった椅子やベンチが置かれている。
内部の壁面は、ギャラリー以外ほとんど無く、外と内のガラスの壁面しかない様子。

2階に設けられた喫茶店
コーヒーとホットケーキを嗜みながら、座っているとなかなかの眺望。
来るのに苦労したが、雪の景観はなかなか見れないかもしれない。
柱の装飾は、パリ展のために、雰囲気を出すためにシール状のものを貼り、気に入ったのでそのままということらしい。
あと、地下に行くための階段に設けられた手すりや洗面台の洗面器などにも曲線が使われており、コダワリを見せつけられた感じだった。